Notionの使い方を超初心者向けに解説|登録方法から活用事例まで

未分類

本記事ではNotionの使い方や何ができるのか気になっている方に向けて、Notionの特徴や使い方、活用事例について紹介します。

監修者アイコン
本記事の監修者

AIひとり

AIが好きでひとりで黙々と触ってる人。本職はITメディアのマーケティング担当。AIに関する個人の主観や役立つ情報をブログにて更新中。

Notionとは情報をまとめて整理・共有できる作業ツール

Notionはメモやドキュメントの作成、タスク管理、データベース、カレンダーなどの多機能なツールを一元管理できるクラウド型プラットフォームです。

個人からチーム、ビジネス用途まで幅広く対応し、文章や画像、ファイルを柔軟に挿入・共有できます。

「ブロック」単位で情報を構成する仕組みにより、テーブルやリスト、ガントチャート、ボードビューなども自在に組み合わせられるのが特徴。プロジェクト管理や会議の議事録、社内wikiなどの用途にも最適です。

タスクやスケジュールの可視化にも優れており、右上のボタンから日付や担当者を指定して作業を効率化できます。さらに、テンプレートの活用やAIとの連携、Webからのインポート機能を通じて業務の自動化やドキュメントの整理もスムーズに実施できます。

Notionを導入することで、情報の蓄積・保存・アクセスが効率的になり、あらゆるニーズに応じたカスタマイズが可能。個人・法人問わず柔軟に対応できるため、現代の業務を支える重要な選択肢となっているアプリなのです。

Notionの料金プラン(無料で利用できる)

Notionの料金プランは以下の通りです。

プラン名 月額料金(税込) 対象・特徴 利用できる主な機能
フリー ¥0(1人) 個人利用に最適。日々の情報整理やプロジェクト管理に。 ・基本的なページ作成機能
・ベーシックなフォーム/サイト
・カレンダー機能
・Gmailと同期できるメール
・サブタスク・依存関係・カスタム項目を含むデータベース
・Notion AIの体験版
プラス ¥2,000/人 小規模チーム向け。仕事のコラボレーションをスムーズに。 ・フリープランのすべての機能
・共同編集用ブロック数が無制限
・ファイルのアップロード無制限
・チャートの作成無制限
・カスタムフォーム/サイト対応
・基本的な外部連携
・Notion AIの体験版
ビジネス ¥3,800/人 中〜大規模チーム向け。業務効率をさらに高める構成。 ・プラスプランのすべての機能
・SAMLによるシングルサインオン(SSO)
・ページごとの編集権限管理
・専用チームスペースの作成
・条件によって表示内容が変わるフォーム
・独自ドメイン認証
・上位連携機能(プレミアムインテグレーション)
・Notion AI無制限利用
・AIによる会議メモ(β版)
・リサーチモード(β版)
エンタープライズ カスタム見積もり 高度な管理機能・セキュリティを求める大規模組織向け。 ・ビジネスプランのすべての機能
・SCIMによるユーザー管理
・セキュリティの詳細設定
・操作履歴の監査ログ
・専任サポート担当(条件付き)
・DLPやSIEMなどのセキュリティ連携
・ドメイン全体の管理
・上級レベルの連携機能
・Notion AI無制限利用
・エンタープライズ検索機能
・AI会議メモ(β版)
・リサーチモード(β版)

上記は月額払いの料金形態です。年間払いを選択すると、上記価格より20%安くなります。長期的にNotionの利用を考えている方は年間払いが適しています。

また、Notionは無料で利用できるフリープランを提供しているため、まずは機能を試してみたい方でも手軽に利用できます。

Notionの使い方

Notionの使い方について、以下のステップで実際の画面を用いて解説します。

  1. Notionのアカウントを登録する
  2. Notionの基本機能の使い方を身につける
  3. Notionの使い方:新規ページを作成する
  4. Notionで見出しやリストなどの表示形式を利用する方法
  5. Notionでページ全体の設定内容を変更する方法
  6. Notionでコメント機能を使う方法

Notionのアカウントを登録する

はじめにNotion公式サイトへアクセスします。

Notion:https://www.notion.com/ja

トップページの「Notionを無料で入手」をクリック。

各SNSアカウントやメールアドレスで登録可能。任意の方法で登録してください。

また、画面左上にある「English」をクリックして「日本語」に変更しておくと、日本語表記になるので便利ですよ。

Notionの利用用途を選ぶことで、Notinoがその用途に応じてカスタマイズしてくれます。任意の選択肢を選んでください。

Notionの基本的な使い方

こちらも任意の選択肢を選んで「続行」をクリックします。

Notionの基本的な使い方

仕事内容に関する画面です。該当する選択肢を選ぶか、選びたくない場合は画面下部の「スキップする」をクリックします。

Notionの基本的な使い方

上記の画面も該当する内容をざっくり選んで「続行」をクリックしてください。こちらの選択肢は後日でも変更できるのでとりあえずの選択で大丈夫です。

Notionの基本的な使い方

最後に料金プランの選択です。まずは無料で利用できるフリープランの「続行する」をクリックしてノーリスクではじめましょう。

Notionの基本的な使い方

上記のような画面が表示されたら、Notionのアカウント登録完了です。

Notionの基本機能の使い方を身につける

Notionの基本的な使い方

作業画面(ワークスペース)の左上にあるアカウントをクリックすると、Notionのアカウント情報と設定画面、現在利用しているワークスペース名が表示されます。

Notionにおけるワークスペースとは
ユーザーが作業を行ったり、情報を整理・共有したりするための最上位の“箱”のようなものです。

ワークスペースはプライベート用やビジネス用などの用途で使い分けるとよいでしょう。

では実施にNotionを使ってみます。

Notionの使い方:新規ページを作成する

Notionの基本的な使い方

まず、左の選択肢から「新規ページを追加」をクリックします。

Notionの基本的な使い方

利用できるページの種類が表示されます。今回は「白紙のページ」をクリックしてまっさらな状態のページを使います。

すると上記のようにタイトルや本文を直感的に利用できるページが表示されます。

Notionで見出しやリストなどの表示形式を利用する方法

本文の左にある「+」をクリックすると、上記のように見出しやリスト形式へ変更可能。6つの点が表示されていてるアイコンをクリックすると、文章の位置をドラッグして移動できます。

Notionでページ全体の設定内容を変更する方法

画面左上の横三点リーダー(・・・のアイコン)をクリックすると、ページ全体の設定内容が表示されます。

たとえば上記のようにページのフォントや余白を表示したり、テキストのサイズを変更したりできます。

Notionでコメント機能を使う方法

Notionには入力内容の特定部分にコメントを残す機能が備わっています。テキスト内容の意図を本文以外に残したいときや、チームでひとつのページを共有する際に便利です。

Notionをマークダウン記法でスムーズに使う方法

Notionは特定の記号を文の頭に置くことでスタイルを指定できる「マークダウン記法」に対応しています。

たとえばテキストの冒頭に「#」を一つつけて半角スペースを空けるとh1見出し、「-」をつけて半角スペースを空けるとリスト形式になります。ほかにも以下のような表記方法をマークダウンで入力できます。

用途 書き方(Markdown記法) 表示例
見出し(h1) # 見出し1 見出し1
見出し(h2) ## 見出し2 見出し2
見出し(h3) ### 見出し3 見出し3
太字 **太字** または __太字__ 太字
斜体 *斜体* または _斜体_ 斜体
打ち消し線 ~~打ち消し~~ 打ち消し
箇条書き - 項目1
- 項目2
・項目1
・項目2
番号付きリスト 1. 項目1
2. 項目2
1. 項目1
2. 項目2
引用 > 引用文 > 引用文
コード(行内) `コード` コード
コードブロック ```
コード
```
コード
水平線 --- または *** ―――――――――――
リンク [タイトル](URL) Google
画像 ![代替テキスト](画像URL) 代替

マークダウン記法を覚えるとNotionの入力が効率的になるので、興味のある方はぜひトライしてみてください。

Notionの無料プランで使えるAI機能の特徴と使い方

NotionにはAI機能が搭載されており、利用できる範囲は加入しているプランによって異なります。

  • フリープラン:Notion AIの体験版を利用できる
  • プラスプラン:Notion AIの体験版を利用できる
  • ビジネスプラン:Notion AIの全機能を利用できる

本章ではフリープラン(無料)で利用できるNotion AIの機能について紹介します。

Notion AIの起動方法

Notion AIはショートカットキー「Shift +Ctrl +J」を押すと表示されます。ただし、このショートカットはデスクトップ版のNotionのみ対応しています。

ショートカットキーを実行すると上記の画面が表示されます。表示内容の各内容をクリックするとチャット欄が表示され、AI都チャットしながらサポートしてもらえます。

上記はNotion AIの画面で「質問する」をクリックし、AIにチャットするまでの過程です。ほかの機能も同様に、AIとコミュニケーションを取りながらテキスト情報を生成・編集できるのが強みです。

Notion AIのビジネスプラン(有料)以上でできること

Notionのビジネスプラン以上に加入すると、Notion AIの全機能を使えます。ではNotion AIの全機能を使えるようになるとどのようなことができるのでしょうか。

Notion AIでできることを以下にまとめました。

  • 会議内容を自動で記録・整理:話し合いの内容をリアルタイムで記録し、要点やタスクを自動でまとめて保存。議事録作成の手間を省き、会話に集中できます。
  • テンプレート指定で整ったページ作成:メモやアイデアを入力するだけで、あらかじめ用意された美しいフォーマットに整えてくれます。テンプレートはプロンプトで簡単に選べます。
  • ページの内容を翻訳できる:AIと自由にやり取りしながら作業を進めることができ、会話内容をページとして保存することも可能です。
  • ワークスペース全体を横断して検索:必要な情報をすぐに見つけられます。
  • 添付されたPDFや画像の内容を分析:要約や質問への回答、実行プランの提案まで対応できます。

無料プランで利用できる体験版と違い、読み込んだ画像の内容を分析したり、会議内容を記録し、議事録を作成したりできるのが魅力です。

活用事例やユースケースは「Notionテンプレート」を参考にしよう

Notionテンプレートとは、特定のページやデータベースなどを特定のひな型にしたテンプレートを指します。Notionには第三者が作ったテンプレートをまとめているページがあり、そこからほかの人が作ったテンプレートやNotionが提供しているテンプレートを利用できます。

たとえばタスクやプロジェクト、料理のレシピなどを管理できるNotionテンプレートも公開されています。

実際にNotionで何ができるのか確認できるので、Notionの活用事例やユースケースを知りたい方にもおすすめです。

Notionテンプレートの使い方

左のメニュー欄から「テンプレート」をクリックします。すると上記のように利用できるテンプレート一覧が表示されます。この中から気になるテンプレートをクリックしましょう。

今回は「週間トラッカー」という習慣化を管理するテンプレートをクリックします。

テンプレートの詳細ページが表示されるので「追加」をクリックします。

すると左のメニュー欄に選択したテンプレート名が表示されるので、こちらをクリックします。

上記は「週間トラッカー」というNotionテンプレートを利用している画面です。

日々のタスクをセルごとに作成し、完了したらチェックボックスを選択。チェックの数によって週間の進み具合がパーセンテージで表示されます。

Notionには多数のテンプレートが公開されているので、自分が気になるテンプレートを探してみて下さいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました