そもそもAI副業って本当に稼げるの？
AIで副業するなら何がおすすめなのか知りたい。
こういった疑問に答えます。
AIひとり
AIが好きでひとりで黙々と触ってる人。本職はITメディアのマーケティング担当。AIに関する個人の主観や役立つ情報をブログにて更新中。
AI副業がおすすめ・注目される理由
AIを用いた副業が注目されているのは、これまで専門スキルだった文章作成やデザイン、音楽、漫画作成などが、AIによって比較的簡単に作成できるようになったことが理由です。
たとえば、ChatGPTを使うことでブログ記事やYouTubeのサムネイル画像、キャッチコピーなどさまざまなコンテンツを作成できます。こうした効率化は作業時間の削減や成果物のクオリティ向上につながり、継続的に収入を得られる可能性を高めています。
ほかにもイラストやLINEスタンプづくりなど、幅広い分野で活用できるのも魅力。クラウドソーシングでもAIを使った案件が増えています。
もちろん著作権や精度のリスクには注意が必要ですが、学習を重ねながらコツをつかめば、効率的に案件を獲得し報酬を伸ばすことも実現できます。
今後AIの進化によって、個人が副業として活躍できる場面はさらに拡大していくと考えられるため、今まさに注目すべき分野といえるでしょう。
AIツールを使うだけの副業で稼ぐのは難しい
AIを使って文章を書いたり、画像を作ったりできるハードルは下がりました。しかしAIツールを用いた副業が成立するには「ユーザーに何かしらの価値を与える」必要があります。
たとえば、AIで面白い動画を作って多くのユーザーに見て貰ったり、AIを用いて実用性の高いクオリティの漫画を作ったりすることが挙げられます。
多くの場合、AIに簡単な指示を与えて作る文章や画像では、価値を生み出すのに至らないケースが多いです。
クライアントワークでAI副業するには前提スキルが必要
AIでいい感じのテキストや画像、動画などは作成できます。しかし、実務で使うには「いい感じ」のレベル感だと難しいのが現状です。
上記のように、AIだけだと企業のメディアに掲載する記事や画像を作成するにはまだ難しいのが現状です。
なので、もしAIを使ってクライアントワークの副業をしたい方は、AIを使う前に前提スキルを身につけることが必要です。
AIで独自のコンテンツを作成して販売する副業なら可能性がある
AI副業にはクライアントワーク以外に、自分で作品を作って販売する方法があります。
たとえば、ChatGPTの画像生成機能を使ってLINEスタンプを作ったり、音楽生成AIを使ってオリジナルの音楽を作って販売するなどが挙げられます。
ほかにも「これAIで作ったら売れるんじゃない？」といったアイデアを持っている方がいるかもしれません。
ChatGPTで作ったLINEスタンプを誰かが気に入って購入してくれたら、それは立派な副業になりますよね。
このように、ライティングやデザインなどの専門スキルがなくても、AIだけで誰かに求められるものを作れたら、副業として成り立つ可能性があります。
特定のスキル×AIで副業して稼ぐのが現実的
AI副業と聞くと「怪しい」「本当に稼げるの？」というイメージを持っている方もいるかと思います。そこで、実際どれくらい稼げるようになったのか調査結果を元に解説します。
PRTimes「生成AIスキルで副業収入がアップ⁉ 6割超が実感『lotsful』が生成AI時代の副業実態調査」より
副業人材マッチングサービス「lotsful（ロッツフル）」の調査結果によると、生成AIを活用することによる副業収入の変化について、「増加した」と回答した人の合計は61.6％にのぼることがわかりました。
上記の調査結果は、あくまで既存の副業が生成AIを使うことで収入が増えたという調査結果です。
たとえば、ライターの方が生成AIを使うことでライティングのスピードが上がり、書ける本数が増えて収入が増えた。という感じです。
AIベースで副業することも可能ですが、ライティングやデザインなど基本的なスキルを身に付けたあと、AIを使って作業効率や収入アップを増加できることがわかります。
AIを使った副業のおすすめ5選！再現性の高い副業を厳選
実現性の高いAI副業を5つ紹介します。
- LINEスタンプ
- イラスト販売
- AIライティング
- YouTube運営
- YouTube動画の台本作成
LINEスタンプ
AI副業の中でも初心者に人気なのが、生成AIでイラストを作成してLINEスタンプとして販売する方法です。ChatGPTと画像生成ツールを組み合わせれば、キャラクターのアイデア出しからセリフの提案、イラストの自動生成まで効率的に進められます。
短時間で複数のデザインを用意できるため、従来よりも制作のハードルが低くなっています。
たとえば、上記は私が現在作成中である競馬用のLINEスタンプです。
自分が使いたいスタンプはほかの人も求めている可能性があるので、まずは自分が欲しいLINEスタンプから始めるのも有効です。
LINEスタンプは比較的低コストで販売を開始でき、SNSやブログ記事で宣伝すれば収益化のチャンスも広がります。人気のジャンルやトレンドをリサーチし、オリジナリティのある作品を継続的に公開することが成功のポイントです。
一方で、著作権侵害のリスクやクオリティ不足による審査落ちには注意が必要です。プロンプトを工夫して精度を高め、必要に応じて修正やデザイン調整を行うことで、クライアントに依存しない安定的な副収入を目指せます。
イラスト販売
AIで生成したイラストを販売する方法は、副業の中でも比較的実践しやすいジャンルです。プロンプトを工夫することでキャラクターのイメージや構図を自由に指示でき、短時間で複数の作品を作成できます。
特にSNSでは「AI美女」と呼ばれるリアル系やファンタジー系のビジュアルが人気で、デジタルアートとして取引されるケースも増えています。
また、一部では成人向けのイラスト需要も存在し、FANZAといったプラットフォームで販売されている事例も見られます。ただし、この分野は法律や各サービスの規約に抵触しやすく、リスク管理が欠かせません。
例えば、実在人物に酷似した画像や未成年を想起させる描写は厳しく規制されています。また、露骨な性的表現については「わいせつ物」と判断される可能性もあり、過去には生成AI画像の販売で逮捕に至ったケースも報じられています。
安全に収益化を目指すには、以下のような点を押さえることが重要です。
- 流行やニーズを調査し、オリジナリティのあるイラストを継続的に公開する
- SNS・ブログ・Webサイトを活用して宣伝や集客を行う
- 著作権・利用規約を確認し、表現内容が適切かどうかを必ずチェックする
こうした工夫を積み重ねれば、マーケットの競合が多い中でも差別化ができ、継続的な副収入につながる可能性が高まります。
AIライティング
AIを活用したライティングは、副業の中でも人気の高い分野です。
ChatGPTなどの生成AIを使えば、YouTubeの台本やSNS投稿文、メディアのライティングなどを短時間で作成できます。従来はリサーチから文章執筆まで長い時間が必要でしたが、AIを導入することで効率的に高品質な原稿を仕上げられるようになりました。
クラウドソーシングサービスでも「AIライティングを使った記事作成」の案件は増えており、比較的取り組みやすい副業といえます。
ただし、AIが出力した文章をそのまま納品するのは注意が必要です。事実関係の誤りや表現の不自然さが残ることも多いため、人間の視点での修正やチェックが欠かせません。
SEOに強いブログ記事を作るには、キーワード選定や読者の検索意図を理解し、AIで生成したテキストを最適化するスキルも求められます。こうした工夫を取り入れることで、単なる効率化ツールにとどまらず、収益化や実績作りにつながります。
AIライティングは初心者がスキルを磨く入口としても、既存のライターが作業時間を削減して報酬を伸ばす手段としても有効です。
副業として実践するなら、精度の高い文章を効率的に仕上げる「AI＋人間のハイブリッド執筆」が成功のカギとなるでしょう。
YouTube運営
YouTube運営は、AIツールとの相性が良い代表的な副業です。従来は企画から台本作成、編集、サムネイル制作まで多くの時間とスキルが必要でしたが、生成AIを活用すれば短時間で効率的に進められます。
たとえばChatGPTを使って動画のシナリオやナレーション原稿を作成し、AI音声ツールでナレーションを自動生成。画像生成AIや動画編集AIを使えば、初心者でもクオリティの高い動画を制作できます。
たとえば、以下のYouTube動画AIによってつくられており、登録者数4万名以上。中には20万回再生されている動画もあります。
AIで作った動画で収益化を目指す場合は、ジャンル選定とSEOを意識したキーワード設計が重要です。視聴者の検索意図を分析してテーマを決めることで、安定的な再生数や広告収入につながります。
最近ではAIによる字幕作成や翻訳機能も進化しており、海外ユーザーに向けた発信や多言語対応も比較的簡単に実現できます。
ただし、YouTube運営には著作権リスクや規約違反の注意点もあります。既存の音楽や映像素材を無断利用すると収益化停止につながるため、商用利用可能なフリー素材や自作のAI生成コンテンツを活用するのが安心です。
AIによる効率化とオリジナリティを組み合わせることで、YouTube副業は安定した収入源に育てやすい分野といえるでしょう。
YouTube動画の台本作成
YouTube動画の台本作成は、生成AIを活用できる副業の中でも特に需要が高いジャンルです。
ChatGPTなどを使えば、テーマに沿った企画案から台本の構成、ナレーション原稿までを短時間で作成できます。従来は調査や執筆に多くの時間を割く必要がありましたが、AIを導入することで効率的に複数本の台本を仕上げられるため、動画制作者からの依頼も増えています。
クラウドソーシングやフリーランス向けのプラットフォームでは「YouTube台本作成」の案件が多く募集されており、初心者でも比較的取り組みやすい点が魅力です。
視聴者が最後まで見たくなるシナリオ作りを取り入れることで納品物のクオリティが上がり、継続案件や単価アップにつながります。
ただし、AIが生成した文章はそのままでは不自然な表現や事実誤認が含まれることもあるため、人間による修正やチェックは必須です。
トレンド調査や視聴者層の分析と組み合わせ、AIの出力を調整していくことで、オリジナリティのある台本を安定して提供できます。効率化とクリエイティブ性を両立させられる点で、YouTube台本作成は再現性の高いAI副業のひとつといえるでしょう。
AI副業のメリット
短時間で効率的に作業できる
AI副業の大きな魅力は、作業時間を短縮できる点です。ChatGPTや生成AIを活用すれば、文章や画像を自動で生成できるため、従来よりも効率的にタスクを進められます。
特にブログの執筆や動画台本の作成では、構成やプロンプトを工夫することで短時間で高品質な成果物を仕上げられるのが強みです。
多様な分野で活用できる
AIは文章だけでなくイラストやデザイン、動画編集、翻訳、データ分析など幅広いジャンルに対応できます。
たとえば、YouTube用のシナリオやSNS投稿のキャッチコピーなども効率的に制作可能です。
複数の案件に対応できることで、AI副業はさまざまなスキルを習得しながら挑戦できる柔軟性があります。
低コストで収益化しやすい
AIツールは無料版からスタートできるものも多く、初心者でもリスクを抑えて始めやすいのが特徴です。
クラウドソーシングやアフィリエイトと組み合わせれば、比較的低いハードルで収益化につなげられます。
成果物のクオリティを改善しながら継続的に取り組むことで、安定した報酬を獲得できるチャンスが広がります。
AI副業のデメリット
著作権や商用利用のリスクがある
生成AIで作成した文章や画像には、著作権侵害のリスクが伴います。特にイラストやデザイン、音声や動画編集の分野では、既存作品に似た成果物が出力されるケースもあるため、商用利用時は注意が必要です。
事前に利用規約を確認し、クライアントへの納品前にチェックすることが欠かせません。
誰でも始めやすい分、競合が多い
AI副業は無料ツールや低コストの月額プランから始められるため、初心者でも参入しやすい反面、競合が非常に多いのが現状です。
単純にChatGPTやStable系のモデルを使っただけの成果物では差別化が難しく、報酬単価も低くなりがちです。
オリジナリティや専門性を加える工夫がなければ、案件の獲得や継続的な収益化は難しくなります。
完全に自動で稼げるわけではない
「AIに入力すれば自動で収入が得られる」と誤解されがちですが、実際には人間による修正や編集、リサーチ作業が必須です。
AIが生成するテキストやデータには誤りが含まれる場合もあるため、品質を維持するには時間をかけて精度を確認する必要があります。効率化ツールとして活用する意識を持たないと、逆に作業時間が増えることもあります。
安定収入につなげるにはスキルが必要
AI副業はスタート自体は簡単ですが、長期的に安定した収入を得るにはSEOやマーケティング、プログラミングなどのスキルが欠かせません。
たとえばブログ運営やYouTube動画制作を収益化するには、コンテンツの構築やデータ分析、ターゲットの選定など専門的なノウハウが必要です。
スキルアップを怠ると「稼げない副業」に終わってしまうリスクがある点もデメリットといえます。
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